happy new year!
年末からずっと飲みすぎです。
今年はなんとなく正月早々奈良の大仏を見たくなったのですがこんな時に行ったって人が多いからやめておけ!と周囲の反対に合い、結局いつも通り近場の門戸厄神で初詣を済ませました。

門戸厄神は今週半ばに厄神祭があり毎年大勢の人で賑わうのですが此処は厄払いの神様として有名です。
で、ふとよく考えたら厄神さんには仏像がなかったんではないかと正月早々みうらじゅんが憑依しまして今年は境内をくまなくまわって見たのですがやはり仏像はなかったように思います。

公式ホームページを見ると此処でもまた空海が絡んできますが(まあ、真言宗のお寺ですので)まずHPの解説では厄神さんの正体は嵯峨天皇が不動明王と愛染明王が一体となってあらゆる災厄を打ち払う夢を見てそれを元に空海が白檀の木に刻み祭ったというのが縁起だそうです。

ということはどこかに木が祭ってあるのだろうか?
厄払いをする寺なのでお金を払えば厄払いをしてくれる場所があるのですがひょっとしたら其処に白檀の木が祭られているんかね・・・?

で、今回、結構いろいろ見てまわったらそんなに広い境内ではないんですけど薬師如来に大黒天、お稲荷さん、愛染明王、不動明王といろいろ祭られてました。(仏像はなし)下に下りれば観音様も祭ってあるし。

愛染明王と不動明王はまあ良しとするも愛染明王を祭ってる横の提灯が大黒天というのはなぜ・・・?

お稲荷さんがあるのは神仏習合なのか廃仏棄釈なのか土着の信仰があったのか・・わからないことだらけですね~。
養源院 智積院
三十三間堂の向かいにある養源院は石川五右衛門がとっつかまったという寺らしい。静かに歩くとウグイスのさえずるような音がするトリッキーな「ウグイス張廊下」でまさに足がつき釜茹でに・・。(既に太閤殿下はあほ系の古代ローマ皇帝の如く鬼畜になってますね)

 その後、火災で焼失後、徳川秀忠が移建する。
 関が原の合戦の前、石田三成に攻められ落城した伏見城城主と家臣350人らが切腹しその血塗られた板の間が供養のため天井として使われている。(それって供養になるのか?)
 血の後がくっきり残っていてリアルである。
 他にも俵屋宗達の襖絵が多数飾られている非常に濃い寺でした。

 続いて真言宗智山派のお寺「智積院」へ。
 講堂、金堂とも良かったが特に名勝庭園が非常に落ち着けて素晴らしかった。(宝物殿はいまいちでしたが、あくまで個人の好みということで)
 くつろいでいると時間は閉店前?の4時半。

 次回は苔寺、鈴虫寺なんぞに行きたいと思ってます。

三十三間堂

2008年5月6日 見仏記
三十三間堂
 五重塔の格子状の天井は菊が描かれ、壁には真言宗の高僧8人の壁画が描かれていました。壁画は大分剥げかけてるような気がしましたが良い味をだしてました。
 また近くではガラクタ市(?)なるものが開かれていて骨董や布、その他いろいろ売られていました。
 しかしそこは日本、布の値段を見ても五千円とかで東南アジアのマーケットと同様にはいかないですね。

 その後、三十三間堂に。

 修学旅行や遠足の定番中の定番な場所なんでしょうが私には縁がなく今回がはじめて。
 昔、今ではオタク臭がかほってくるような「究極超人あ〜る」という漫画がありましてその中の一シーンで三十三間堂の廊下をこれまた古いですがDr.スランプアラレちゃんの様にキーンしながら爽快に駆け抜ける一駒がありましてその場面が非常に好きだったんですけどその記憶が急に思い起こされました。

 そんなわけで千三十二体が三十三間堂に安置されていますが、あの密に並べられた仏像をどのように掃除されているのか非常に気になりました。
 そして手前の像はよく見えますが後ろの方の像は重なって見えないので非常にもったいない気分にさせられます。
 
 また一体一体の仏の半眼加減が違っていて、仏によっては詰問調のものまであってガンの飛ばしあいをしてしまいました。
 
 そして二十八部衆と風神雷神も素敵でした。
 好みは四天王に婆籔仙人、散脂大将、弦楽器を持った摩睺羅王といったところでしょうか。

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索