普段、ＢＳのニュースをよく見る。（どうも民放のワイドショーが苦手でＢＳを見てしまうことが多い）

　SWINE　FLUという英語がやたらと出てくる。
　私の英語は中学生レベルですがこの素敵なＷＩＮＥという英単語にＳをつけた言葉はなんじゃらほいと辞書をひいてみたら「豚」という意味でした。

　ワインにＳをつけたら豚なんですよ。
　ちなみに二番目の意味が「嫌な奴」でした
　ＰＩＧ　ＦＬＵとは言わないんですね～。なぜ？
　
　で、この豚インフルエンザのおかげでただでさえ海外旅行者に顰蹙の目が向けられる中、今年行きたいと思っていたネパールにもＢＡＤ　ＮＥＷＳが・・。

　まあ政局的な話ですが毛派の現首相が軍の参謀長を解任、そして参謀長解任に反発する政党が連立政権から離脱、これを受け首相も辞任、大統領はこれを承認という一連の流れ。

　毛派というのは元々毛沢東を信奉する左派武装組織だったんですが専横的な政治をした前ギャネンドラ国王が野党と市民の猛反発をくらい徳川慶喜よろしく引退、王政も廃止となり議会制民主主義に基づく共和制に移行、この際毛派も政党として認められた。

　現首相は毛派出身で毛派の民兵組織を国軍に加えようとしたが参謀長が毛反発→解任・・という流れ。

　要するにネパールの国情がぐだぐだしてきてもしや軍事衝突もあり・・？という懸念です。

　元々、ゲリラな民兵組織が国軍に参加ってのは素人目に怖いですね。

　余談ですが大統領と首相が両方いる国が世界には沢山あるようでその力関係というのは日本人にはなんだかもひとつ、よくわかりませんね。

映画が先立ったか本が先だったか。
　
　今は映画館で映画を見るということは全くといっていいほどないんですがその当時はよく映画を見てました。
　
　売れたての頃のリュックベッソン、レオスカラックス、ジム・ジャームッッシュ、「ベティ・ブルー」、「ディーバ」の監督は誰だったか忘れてしまいました。

　ベッソンや忘れてしまった監督の映画によく出ていたジャンユーグアングラードというヤサ男風の俳優がなぜか好きで（「ニキータ」や「サブウェイ」とか好きだったわ）彼が主演だったのがこのインド夜想曲。
　（アラン・コルノー監督　だれ・・？）

　当時、既にインドには興味があって、暫くはこのイタリア人原作者アントニオタブツキ氏の著書を追ったもんです。（最近、まったく訳本が出てないような気がしますが、ある意味幻想的な作風ですね）

　この話もなんか長い夢を見ているような話で捉えどころがないけれど何か不思議な雰囲気が凄く良いというような原作＆映画でした。

　長くひっぱりましたがこの映画の最初の舞台がボンベイ、いまのムンバイです。

　タージマハールホテル、インド門、セントエレナ島、ヴィクトリアターミナス駅。

　数百の霊の鎮魂とムンバイの復活を祈ります。

印度最終日はデリー観光。日帰りでタージマハールが見たかったけど生憎今日はイスラムの休日で金曜日。タージはお休みである。
　
　フユマーン朝やバハイ寺院、印度門、マハトマガンジー記念館などを見て回る。（そうそう、なぜか国会議事堂の辺りまで行ってしまった）

　その後ホテルに戻ってメインバザールを散策。一国の首都であるデリー、びっちり舗装された道路もあればメインバザール周辺のように牛と野良犬と人間が共存している（のかな？）エリアもあってなんだか不思議だ。

　それにしても何回も書くがメインバザールって本当に汚いわ。

　ガイドブックに載っていたサムズカフェという所で遅めの昼食をとる。昔、どっかのホームページで「本場のビリヤニは美味い」という記事を読んだことを突然思いだしビリヤニを頼む。

　印度ではじめての油物だったがお腹も今のところ大丈夫だったので油断したのが運のつきだった。

　この後、日本に帰るまで腹痛に悩まされて終わる印度旅行の最後だった。

※サムズカフェは小奇麗なレストランだが、まっくろなバケツにまっくろな雑巾を持って床を拭く使用人がいた。
　もういい歳だと思うけどカーストが悪いのかなんなのかわからないけどいたたまれない気分になってしまった。

　まだまだ国立博物館やタージマハールなど見れなかったのでもう一度くらい印度を訪れそうな気がします。　（おわり）

　聖火ランナーがえらいことになっている。
　さんざんニュースをみたけど何でしょう、やっぱり中国ってキタチョー（北朝鮮）と体質は同じということ。

　偉そうにしていても人権問題など興味なしなんだからどうしようもない。北京開催に一票入れた連中はしこたま買収されたんだろう。
　政治的に台湾、新疆ウイグル、チベット、その他沢山のTRIBAL　AREAを持つ国だけに強圧的に押さえ込みたくなるんだろうがそれじゃあ、何千年前の歴代の腐れ王朝と変わらんだろう。
　グルジを旧ユーゴのチトーにしてみてはいかが？

　それはさておき、聖火ランナーの映像は怖い。　
　反中派も本当にチベットのことを思っているのか、ただ単に暴れたいだけなのかよくわからん。なかにはグリンピースや、シーホークみたいなドタマのおかしな連中もかなり多いだろう。
　車椅子のランナーに襲いかかるシーンは酷すぎて見ていられない。

　昔・・というほど昔ではないと思うが、10年くらい前に大阪西成区でホームレスの人達が暴動を起こしたことがあるんだけど途中で主導者がシフトして最後の方はただ単に暴れたい西成と生野区のヤンキーどもが感情のまま大暴れというあれに似てるんじゃないか？

　とはいえ中国側も護衛のブルーの制服を着た人たちをボランティアと言ってるらしいけど、なにを隠す必要があるんだろう？。
　素直に中国政府公認の護衛特殊部隊といえばいいだろう。
　変に偽るから信用できない。やっぱり前近代的、センスのない漢民族だ。

　ダライラマ師は過激な抗議行動は支持しないと言っていた。
　僧侶が暴れまわるのはどこか不自然。平安時代の日本の僧兵じゃないんだから。

　とりあえず、中国対話せい！！、そのほうがあんたらも長期的には得するだろ。チベットの自治を認めないでどんな得があるのか知りたいわ。
　
　こんな状況下で長野県で聖火ランナーが走ると言うから見ものだ。ちょっと行ってみたいね。

　先週泊まった書写山円教寺の和尚が気を吐いた。
　この方には前回、境内を案内していただいた縁がある。　
　日本にもまともな仏教者がいるんだねと思いました。
　・・っていうか男だね。
　http://www.youtube.com/watch?v=hMLQRagoRW4

　・・らしくないきつい言葉を使ってしまった・・。

09月23日付 日経新聞の報道「ミャンマー仏教僧がスー・チー氏に接触、デモ2都市で9000人超」へのコメント：

　燃料費の値上げの抗議に端を発したデモが民主化要求と結びついて大変なことになってきた。

　若手僧侶グループが中心になっているそうですが、どうオチがつくのだろうか・・？？？。

　軍事政権側は国民の尊敬を集める僧侶をむやみに殺すことはできないだろうし、どこかで妥協をしてくるのだろうか、（そしてほとぼりが冷めた頃に報復しそうな・・・）しかし、むしろこれ以上抗議活動が続くと本格的に弾圧してくるかもしれない。
　でも、そうなれば民衆蜂起がセットでついてくるだろう・・。

　なにか歴史的な事件が起こりそうな・・。
　天安門事件、ガンジーの塩の行進・・。

　そして塩野七生の言葉を借りてマキャベリの「武器を持たない予言者は失敗を避けられない」という嫌な言葉がどうしても自分の頭にのしかかってくる・・。

　そして世俗を捨てたはずの僧侶がこのような抗議活動を起こすとは本当に驚いた。若手僧侶グループというところがポイントなんだろうけど、大人しく引き下がる筈もないこの政権、何がおこるか見ものだがこわい。

　ちなみにお隣タイも12月には総選挙で不穏な気配。

　アジアって・・。

　04月05日付 朝日新聞の報道「ユーチューブへのアクセスを遮断 「国王侮辱」を理由に」

　ムハンマドの風刺画と同じような事件？。
　もしタイ人が全員イスラム教徒だったら大暴れってことで今頃、大使館はいい感じで黒煙出しながら燃やされていることでしょう（＾＾；）。

　まー、ひとことで言えば「無神経」な行為です。
　相手の気持ちなど今まで考えたことがないから歴史的に蛮行を繰り返すバーバリアンども・・。

　テメーの尊敬してるもん踏みつけられたら腹立つことぐらいわかんねーのかこのチキン野郎！！・・と他人のことなど考えられないくらいお馬鹿なのは毎日、毎日肉とポテトばっかり食って脳味噌こてこて煮え煮えだからでしょうか？
　
　国辱行為ということがわかってへんのかなー・・。

　・・・と言いつつこれもけっこう差別的な発言かな・・（＾＾；、でも気に喰わない事件です。