昨日の午後、テレビを点けたら万葉集の特番をやっていたので見てしまった。ちょうど松岡正剛氏の本を読みながらもう一度歴史と向き合ってみようかなと思っていたのでタイミングの良い特集だった。

　で、万葉集ですが、なんでしょうまだ平仮名が出来る前の時代、万葉仮名ですか、日本語に漢字をあてがっている日本語の黎明期、素朴で荒削りだけどエネルギッシュで見たまんまの感動を伝えるストレートな歌が多いですね。vitalでpure、ちょっと手を出してみたくなりました。

　山上憶良が良い気がする。

　万葉ステークスでは決してない。

　昨日、夜BSでモンゴルでマンホールに住む子供達の特集番組を見る。（大分前の再放送か？）　
　
　市場経済導入後、貧富の差が急速に拡大し、日本で言う云わば「負け組」となった家庭の親から経済的理由で捨てられたり、虐待を受けた子供達が家を出て（逃げて）マンホールの中で同じ境遇の子供らと暮らしている日常を撮った特集だった。

　で、マンホールに住む子供達同士はキツイ肉体労働をしたり塵箱をあさったり、盗みなどの犯罪を犯しながら生活をしている。　またそういった同じマンホールチルドレン同士らのグループ間の争いも激しく日常茶飯事、暴力に晒されている。
　まるで「北斗の拳」を地でいく世界だった。
　（こういったマンホールチルドレンは4千人もいるらしい）

　日本では相撲でしか馴染みを感じられないモンゴルだがここまで酷い状況なのかと思ってしまった。

　そしてこういう悲惨な貧困と暴力の中に生きている人もいれば自分のようになんだかんだ仕事に不満を抱きつつもお気楽に生きている人間も居るわけで、世の中本当に不公平極まりない。
　はっきり云って、今自分がいろいろ学んでいる聖人達の教えもな〜んの役にも立たないだろう。彼らにとっては。
　
　戦後、経済をベースにした社会システムで今まで大きな戦争もなく日本はなんとかやってきたけれど、綻びや破綻寸前の状況も最近は目に見える形に現れてきて対岸の火事ではない話だと思う。
　競争、市場原理でものごとを動かすのが良いのか悪いのかわからんが、セーフティーネットのない国はどうなるのかというのをこの番組で見せつけれた気がする。
　そして、貧困問題ってズバリ少子化の問題にも直結していると思うのだが。

　自分も没落して食っていけない日が何れの日か来るかもしれんし全く他人事ではない問題だ。

　

「アタ〜ックチャンス」でお馴染み児玉清さんの「児玉トラベル」というテレビ番組を昨日の晩、たまたま見た。

　面白い。
　内容は外国の日本ではないようなユニーク（？）でちょっと変わった法律を教えてくれる。レギュラーのタカ＆トシもなかなかいい味を出していた。

　今回はシンガポール。
　ゴミをポイ捨てしたら罰金というのは有名だけどガムを薬局以外では売ってなかったり、公園で虫取りしたら罰金とかドリアン持ち込み禁止の場所とか駆け込み乗車禁止とかいろいろありましたね。

　私は雑然としたアジアのマーケットとかも大好きですがこういう考え方も理解できる。
　特にゴミや煙草のポイ捨てに罰金とか日本でももっとばんばんやったらいいのにと思う。
　飲酒運転に高額な罰金を課したら率的には減ったり一定の効果があがってるんだからね。

　特にマナーの悪さが顕著な大阪近郊に住んでるとそう思います。
　今の日本ってけっこうやりたい放題なんでもありで抑制とか一番苦手な人種になりつつあるような気がするんですが・・。

　番組の終わりでゲストの人たちが〆のコメントをするシーンがありましたがシンガポールの美化向上のため日本にはないようなもりだくさんの規制をまざまざと見せつけられた後、「いや〜、シンガポールって良いですねえ〜」・・というようなことを言わねばならないゲストの方々にじゃっかんのムリを感じました。

　テレビで意味なくうるさい若手芸人中心の番組とかお涙頂戴的でやらせっぽい番組などが非常に苦手。
　たまに友人の家等にいくとストレスでふらふらすることが多々あったりして。

　そんなわけでこないだの日曜日は散髪屋で「アッコにおまかせ」とか細木かずこなどが出ている番組などが点けられていてもの凄く苛苛した。

　で、そんなこととは何の関係もなく家に帰り何気なくBSを見てると面白い人を知りました。
　
　栗原はるみさんという人で料理研究家（？）という肩書きでしたが和食を外国人に英語で紹介するという内容の番組でした。
　自分にとっては和食の魅力と英語表現を知る面白い番組でした。後でネットで調べたらこの人は「カリスマ主婦」として人気があるようですが、まったく知りませんでした。
　まあ、料理系なんで普段関わることがない。

　で、この番組で山形弁を操るダニエル氏が出ていましたが、この人も先日情熱大陸に出ていたアレックスカー氏に勝るとも劣らずの日本通。
　
　知ってる外国人はフツーの日本人よりよっぽど日本の良いところを知っている・・。

　まあ、中にいるより外から見る方ががよく見えるんでしょうけどね・・。

　番組の中で栗原嬢（？）が良いことを言ってました。
　
　practice　makes　perfect！

　現実は厳しいけど励みになる言葉ですね。

　先日の土曜日に見る気なしにスマステを見てしまったが、そこで香取慎吾と石原都知事が対談していた。
　
　内容はなんだか、非常に気持ちが悪かった。

　この番組って何かを特集するとき、特集の対象を絶対善みたいな感じで持ち上げるだけ持ち上げる傾向があるように思える。（小林カツヤのあの声で）
　すごーくポジティブなノリで最後までいっちゃうのだが、果たしてどうよである。

　あれを見て石原都知事って素晴らしい！！と素直に思ってしまった人たちも多いのではないだろうか？。
　なんていうか、サブリミナルで変な意図を持って作ってるんじゃないか？と微妙に勘ぐりたくなりました。

　少なくとも民放があんなに政治家というか一知事を持ち上げちゃっていいんだろうか。

　迎合しているのか本当に気が合ってるのかべたべた気持ち悪い二人でした。
　
　　
　http://news.www.infoseek.co.jp/topics/entertainment/singo_katori/story/dailysports20070514026dal/

　

　

　正月にハイビジョン放送で五木寛之が仏陀の軌跡を歩く番組を放送するとNHKで宣伝していた。（五木寛之21世紀・仏教への旅）
　ハイビジョン放送は見れないなーと思っていたが社長のお抱え運転手Yさんが録画したと言うのでビデオを借りて見た。

　テーマは中村元先生の「仏陀最後の旅」で霊鷲山をスタートしクシナガラで涅槃に入るまでの仏陀の旅を五木氏がねり歩くという内容だ。
　
　インドへの投資が注目されているが仏陀の地、北東インドビハール州は開発から取り残された貧しい農村地だ。テレビを見る限り赤茶けた不毛の大地、なにもない。

　かっては王国の首都として栄えたラージギル、商業都市のヴェーサリー、今はかつての面影なく色褪せた。諸行無常の響きあり、強者どもが夢のあと、仏陀の教えの主要テーマは無常であると認識する。

　諸々の事象は過ぎ去るものである。怠ることなく励みなさい。

　生きる苦痛に効く良薬はこの言葉だ。

　毎年のことですが、新年早々歳をとってしまいました。
　
　また、ちょっと軽い病気をしてしまったんですがなんの因果か今日、自分が生まれた病院に生まれて以降、はじめて行くことになりました。（今ではもうその病院の産婦人科はなくなってしまったそうですが）
　思っていた以上に小さい病院でちょっと驚きました。

　不思議発見を見てるとインドの占い師が出てくるシーンがありましてそこで占い師が言うに「重要なのは生まれた日と時間」だそうでそこから太陽と星座の位置をわりだし過去の蓄積されたデータから占うというもので、普段占いなどはどちらかというと訝しい目で見ている自分ですが、ちょっと観てもらいたくなりました。

　まあ、その占い師も細木かずこみたいに強欲な輩なのかもしれませんけど。不幸な占い結果があったときは開運アイテムとして宝石を薦めるそうでそれって宝石屋と繋がって商売繁盛というシステムなのかも・・。
　占い結果もヒンズー語がわからないから意味ないか・・。
　
　

　

http://www.ba.tyg.jp/~yokoyama/tayori.html
(ちょっと古いHPですが・・）

　昨日テレビを点けたらBS放送でこの番組をやっていた。
　
　グラミン銀行とはバングラディッシュで大学教授だったムハマド・ユヌス氏が立ち上げた銀行で（ノーベル平和賞を受賞しているらしい）その特徴は貧困層むけの小口融資を行い貧しい生活からの脱却を試みる。そして借り手は95％が女性であるということ。

　上記のHPを読むと苦笑いしてしまったが当初はこの銀行は男性にも貸していたが男は金を借りるとギャンブルや酒に使ってしまうが女性は有益で現実的なことに使うということ。

　少なくとも今の日本では果たしてあてはまらないだろうけど（ブランド物を買い漁ってしまうでしょ、でもギャンブルでするより物として残るからましか？）貧困層の女性が事業をおこし物質的にも精神的にも豊かになっていく様は見ていてすがすがしい感動を覚えた。

　もちろんこれは成功例であり失敗例も沢山あるのだろうけど少なくとも挑戦できるという点では画期的なのではないだろうか？

　バングラディッシュは世界の最貧国でありイスラム教の国である。（子供の頃のイメージは洪水が頻繁に起こりまた巨大な蚊が沢山いる国だった）

　当然のことながら番組では毎回恒例のイスラム男性が「女性が表に出ることはイスラムの法に反する！・・」と激しく憤っている人たちが沢山いた。

　我々日本人の感覚からすると嫌悪感を覚えるし傲慢な考え方だと思うけど、まあそれは土台が違うから同じ土俵では話せない。

　余談だが彼らはレゾンデートルに悩まないだけ幸いだ。なぜなら人生はイスラムの法を守ることだけに集中すればいい。

　少なくともグラミン銀行が原理主義の標的にならないよう切に祈る。

　※そもそもムハンマドは女性蔑視の思想ではなかったと思うがなが〜い歴史的な時間をかけて歪曲していったのではないだろうか？武力を以ってメッカに攻め入った伝統だけは今も続いているのが劣勢遺伝だ。

　　
　

　今日、朝の某テレビ番組で身体障害者の野球の世界大会が今週行われていたとう報道を見た。日本が優勝したのだがかなりもの凄い映像だった。

　片腕の方がグラブを持って捕球、更にそこから瞬時に片手で送球、片足の方が松葉杖でファーストまで全力疾走。

　何かを考えさせられる映像だった。

　ちなみに日本は対戦相手国に得点差だけを見ると楽勝しているのだが、ズバ抜けてレベルが高いということがたった数分の映像で見て取れた。とにかくスピードが速い。

　しかし、勝ち負け以上の感動があった。

　

http://garuday.at.infoseek.co.jp/uranai00.html

守護神
「水曜日午後の守護神は名前もヤフ−と呼ばれる牙なし象です。牙あり象にくらべて短気ですが、精神的には強固で、常識では考えられない内面的な力を発揮することがあります。」

「 あなたの主星はヤフーです。ヤフ−は架空の星ですが、一般的には地球の影と考えられています。太陽から飛び出した星の中で、地球だけが曜日の中に使われていませんが、地球の意識の影として8番目の曜日やヤフーが出来ました。ヤフーは人生や物事の暗部、非日常、死と再生などを司ります。この星は、普段見えない世界に存在する様々な能力に関係しますから、超常現象や超能力などのイメージにもつながりますし、宗教的な世界、呪術的な行為などにも関係しています。8つの星の中で特異な才能を導く星だと言えます。」
　
　「平凡な日常に嫌気がさし、ダラダラと続く毎日の生活に耐えられずに、どこかへ逃げ出したいと願っています。実際にも海外に仕事を求めたり、内面的な関心から宗教的な仕事にむかったりします。職業としては、外交官、旅行関係、海外航路の船舶や航空機関係、僧侶、学者、占い視、水産業などが適職。」

　どちらかと言えば当たってるかな・・。
　短気ではないつもりだけど・・。世の中の暗部が気になるところはモロに当たっている。

　ヤフーってあのYahooかと思ったら全く関係はなかった。このヤフーはYafuとなってるけどそんなん私のライトハウス英和辞典には載ってませんけど。（牙なし象のミャンマー語?)

http://www.cnn.co.jp/world/CNN200611030015.html
豪華な式典に国民反感、ミャンマー最高指導者の娘結婚

　この娘、フィリピンのイメルダ婦人みたい・・。

　金曜日にBSで今のミャンマーのドキュメント番組を見たが、いろいろ感じることがあった。
　
　貧しさについて、そして心の豊かさについて。

　ミャンマーは中国の経済発展を受けて一部のミャンマー人がその恩恵を受け始めた。逆に貧困層は物価の上昇を受けてますます生活は厳しくなっているようだ。映像ではマンダレーに大型ショッピングモールが立ち並び西洋風ファッションのミャンマー人が闊歩していた。

　親は自分達は貧しく学もないからこんな苦労を子供にはさせたくないと自分達のことはそっちのけで子供の教育に力を入れる。

　なんか一昔前のどっかの国に似てないか？そして、その国の現状は・・。（最悪ではないけどね）

　物の豊かさと心の豊かさは両立できるのだろうか？
　
　変数Xはとうぜん「欲」だ。

　経済発展を遂げたアスファルトの大地で果たして今までのように僧侶は托鉢できるのだろうか？

　「精神性を高めるのに物質世界を下げなくていい。これからは両方高める時代。どちらかを否定するのではなく両方大事にする。相対性の中で生きるのはもうやめよう。精神性が豊かで物も豊富だったら最高じゃないか」

　むう・・、ガユーナセアロ氏はいみじくも既に答えをだしていた。
　さすがだてにミャンマーで得度してないわ・・。

　そして私はYafu生まれであることを再認識。

　土曜日にNHKの「世界遺産」を見たが特集はエルサレム。
　言わずと知れたユダヤ教、キリスト教、イスラム教の聖地であるが千年ごしの対立とそこから生まれてくる業は深く「あいつらが俺の子供を殺したとか爺さんを殺したとかいう関係がが歴史的に続いている状況で簡単に平和的関係など築けるはずもない。

　少なくとも自分が殺されたくなかったら相手を殺すなという仏陀や孔子が言ってる教えを理解すればましになるような気もするが、まあそんな謙虚な精神なんぞ持ち合わせていないだろう。怨念の方が強すぎる。自分だってあのへんに生まれていたらそんな考えなどきっと持てないだろうし。

　梅田を歩いているとヘップ5、ナビオ近辺で随分前から少しあたまの逝ってる人が「イエス・キリストさまが〜」ってな具合で拡声器使って「地獄に落ちるだの、神を信じろ」だのどーのこーの言ってるのだがキリストが世界を創造したとかなんとか言っていて演説するわりにはいったいこの人は聖書の何を読んでるのだろうかと思った。やっぱりただ頭が逝ってただけね。

　噂に聞いていたマジシャン　セロをテレビではじめて見た。彫りの深い顔、なんとなく英語が得意そうな感じからしてこの人、日本人なのかしら？
　マジックがすごすぎて逆に気持ち悪い余韻を残すときいていたけど確かに凄かった。
　しかしこの番組で手品をひとつ子供に教えていたので一応タネはあるみたい。
　エスパーではないみたいでなんとなくホッとした。

　自主トレ継続ということでジムへ・・。いつもより盛況でとっても汗臭い＆おっさんくさくて辟易（＾＾；。
　TVで阪神ーオリックスの中継をしていたんですけどオリックス中村がホームランを打ったら直後に大ブーイング、おいおいまわりはみんな阪神ファンかよ。
　阪神ファンの人ってマナーの悪い人と原理主義みたいな人が多くて好きになれないのがほんとのところ。

　しかしオリックスいけてないわ・・。プレイにしまりがないというか、きめるところできめれないのが昔と全然変わってない。
　
　夜は先週に引き続き世界遺産と不思議発見。
　世界遺産はなにげに気になるキューバと不思議発見はnative indian　ホピ。
　南米で行ってみたいのはこのキューバとコスタリカ、メキシコである。謎の国キューバは物資は不足しているけれどその中でなんとかやりくりしている姿に好感。（ホピもそうだったけど）

　両方ともに共通するテーマがあってそれは物を無駄にしないということと寛容ということではないかと感じた。
　ホピの予言というのはかなり気になってしまったのでちょっと調べてみることにする。

　芸能人が外国をレポートする番組が沢山あるが芸人が多数出ておちゃらけ気味に展開していくプログラムは大嫌いだ。
　どちらかといえば淡々と静かにしかも内容が凝縮されている深いつくりのものが好みである。

　そんなわけでたまたまTV大阪でやっていた番組は鶴田真由が南アフリカ共和国を巡るという番組だった。
　
　「南ア」といえばアパルトヘイトであるが今も複雑な問題を多数抱えているのだろう。しかし異国情緒に富んだ、行ってみると面白い国だろうと感じる。
　なんせ「アフリカ」だから全てにおいて日本人の常識にかからない。
　新鮮な出来事が我々を楽しませてくれるのではないだろうか。
　またいい意味で白人が支配していたため「ちゃんとすべきところはちゃんとしているんじゃないか？」と勝手に思う。

　鶴田真由は以前から好感を持っていた。
　この人は感じたことをきちんとした言葉で的確に物事を伝えることが出来る賢い人だと思う。短い言葉で端的に語れる知性に富んだ人だと思いました。

　何れにせよアフリカの豊かな自然、動物、エキゾチックなバザール、そして南アはワインの産地だしお金と時間が余れば行ってみたいと国だと思いました。

　年末にごちゃごちゃとお金を無駄使いしてしまい、また年始も送別会やら毎年恒例の厄神祭やら何かと出費しそうなので正月は敢えて自分から予定をいれなかった。

　・・てなわけで暇もいいとこなんですけど、2日の夕暮れ時からBSの「仏」に関する番組を見ている私ってかなり「おかしい」人なんじゃないだろうか・・？。
　
　それにしてもNHK、さすが採算を気にしなくていいだけあって正月からこんな番組を2日続けてしかものべ6時間以上もやるなんてなかなか見上げた根性だ！。
　そういう毅然とした態度は自民党に対してもとってほしいぞ！（＾＾；。

　出演者は松坂慶子、立松和平、HANA、ダニエルなんとかいう山形弁を操る外国人と（他は知らん）良いのか悪いのかよくわからん面子でした。
　
　私が良いと思っている教えは日本に馴染み薄の上座部仏教なのでその辺をさらりと解説してくれる立松氏の言動は良かったですね。

　番組自体は「仏像」をメインにした構成で日本を含め世界各地の仏像を紹介してました。
　ーで、私はインドで良い感じのガネ―シャ神の像を買ったのがきっかけで以後アジアに行く度になにかしら像を買う変な趣味を持ってしまった。
　
　暇なのでちょっと何体あるのか数えてみました。

　仏陀・・7体（スリランカ3：タイ3：ネパール1）
　ガネ―シュ神・・2体（インド1：タイ1）
　マハーカッシャパ（迦葉）・・2体（タイ2）
　首長カレン族・・2体（タイ2）
　カーリー神・・1体（ネパール1）
　タイ人（男）・・1体（タイ1）
　タイ人（女）・・1体（タイ1）
　象（エレファント）・・1体（スリランカ1）

　うーむ、何処で買ったかは記憶力テストだな・・。
　
　タイ人（男）は最初釈迦像だと思ったのだが後で聞いたところ「タイ人だ」と言う返答。
　このタイ人は弦楽器を弾いていて天界を描いた仏教画に出てきそうな感じの像だ。
　タイ人（女）も釈迦像だと思っていたがこちらはタイレストランでワーイをしている大きい人形を小さくした感じの木彫り人形。
　結構精巧に出来ていて少し高かった。（￥1500くらい）
　　
　それにしても仏教は世界のマイノリティであることを再認識。
　「教え」は一流だと思うし「世界平和」を具現化するには一番の宗教だと思うけど何れにせよ宗教が政治と結びつくとロクでもないことになってしまうのは仏教も同じ。

　個人が如何に潔く生きるかが大事だと思います。

「いつから始まったの？」・・と言えば年末恒例の格闘技番組。
　
　しかし曙がボビーオロゴンに負けたのはちょっと可哀想だった。

　途中、曙はボビーを圧死させんかのシーンが何度かあったけど最後は屈辱の判定負け。

　ドローが妥当じゃないのかね？

　曙はもっと絞らないと勝てません。自らのスタミナのなさに負けたといえる。最後は立ってられなかったしね。

　話し変わって、いつの間にやら年末恒例になっている「TVタックル　超常現象篇」。なぜかこちらもこまめに見ていたけどあんまり見る価値無かったかな・・（当たり前だけど）

　一昔前、いっせいをふうびした（？）グラハムハンコック（「神々の指紋」の作者ネ）をゲストに迎えていたけれど、不満なのは余りにも超常現象肯定派に論客がいないこと。（ちなみに私はどちらこいうとぶっちぎりで超常現象否定派で占事は全く無視する性質ですが）
　まあ、正当性がないから理論薄弱になるの仕方がないとしてちょっと知性のレベルが低すぎるのじゃないだろうか。

　現代の科学では客観的に考えても説明できない事って山ほどあるんだからそこら辺に力点を置いて否定派に説明してみなさいよぐらいの立場を取れば良いのに盲目的に超常現象即OKみたいな態度を取るから私のような一般視聴者からも馬鹿にされちゃうんだよ。

　出演したグラハムハンコックはちょっと気の毒だったかもね・・。

　TVで元楽天監督田尾氏が某関西系の土曜朝番に出演していた。
　昔から私的に解説者で好きな人のBEST3に入っていたのだけれどそれは今でも変わらない。
　田尾氏は徳というと古臭いと言われるかもしれないが間違いなく何か人を惹きつけるオーラがある。
　おそらく真摯に野球を観ているファンの誰もが来季の田尾氏続投を望んでいたと思うがそうはいかないのが現実の難しさだ。

　三木谷を熱い男だと田尾氏は番組で語っていた。
　そりゃそうだろう凌ぎを削るIT業界、若き経営者三木谷、孫そして堀衛門情熱とスピードが全てだろう。
　
　でもさー、ファンの誰もが田尾氏の続投を望んでいるのに三木谷の絶対王制で解任てどうなのよ？（ファン無視、少なくともこの人にプロスポーツオーナーになる資格があるのか甚だ疑わしいと言わざる得ない。スポーツもビジネスとしてのみで捉えているのだったら即刻退場してほしい・・と俺は言いたい）
　

　おまけに次の監督が陰気派の野村というからセンスの無さが伺える。
　おそらくIT業界には種蒔きという概念が無いのであろう。
　ヴィッセル神戸の例を引き合いにだすこともなく監督を変えれば何とかなると思っている。

　野村は大嫌いだがその卓越した野球理論は傾聴に値すると認める。
　この人も論理の人だから。

　でも金の亡者、いやそれは資本主義の世の中ではこの上なく適応しているとむしろ評価されるべき性質か・・・。しかしあんな嫁を得ている時点で愚者であろう。
　だいたい自己弁護のコメントがやたらと目に付くし他者への口撃好きだし、たとえ成績が上がらなくても何者かのせいにして相変わらず自分を守るのだろう。
　つい先日も悪いイメージでものを見られる誰かをに自分になぞらえて弁護していたがイメージは他者から純粋にそう見られてしまうのであって100％自己責任であるのだよ。

　来季はじっくり観させてもらうよ、野村さん。

　月曜日にNHKの「生き物地球紀行」を見る。
　特集は絶滅したドードー鳥を思わせる恐竜のような鳥「ハシビロコウ」。

　とにかく顔がデカくて動かない！！

　何時間も餌の肺魚が息を吸いに水面にあがってくるのを待ち続ける。
　どうもハシビロコウはこの肺魚以外は食べることができないようだ（コアラとユーカリの樹みたいなもんなのだろうか・・？）
　しかもこの肺魚は生態系の変化で少なくなってきておりハシビロコウの先行きは危うい模様だ。ドードー鳥と同じく彼らも絶滅してしまうのだろうか？

　この鳥はウガンダの湿地帯に生息していてなかなかお目にかかれない鳥だそうである。
　そういえばウガンダの人口は増えているようなことをこの放送で伝えていたがこれは食人大統領アミンが死んだ効果だろうか？（＾＾；

　ブラックなネタはさておき何とこれが放映される一週前に某動物番組にハシビロコウが出ていて日本の動物園のどこかにもいるのだそうだ。
　あの不気味な肺魚しか食べていなかったから日本の動物園は何を餌にしているのかすごく気になります。
　顔はすこしランディジョンソンに似てるんだよね。

今週何かのTV番組で70歳でネパールに赴き七年を費やして米をつくったという凄い爺さんの話を放映していた。（しかもコシヒカリ）
　場所はネパールの中でも僻地中の僻地、ムスタンで風景はどことなくチベットを思わせるのだが、何しろあまり車がないというから相当な田舎である。
　まわりを岩肌に囲まれ見るからに痩せた大地で米作を成功させたとうから凄い。
　しかも何の見返りもなくやっているというからはたまた奇特な人である。
　現地では農業技術の伝授のほか学校や病院をつくったりしているというから逆にこの人が死んだらこの村はどうなるのだろうと心配になったくらいである。（本人は100まで生きると言っていたけど・・）

先週はTVの「世界不思議発見」を見た。何故ならテーマは「アンコールワット」だったからだ。この遺跡を私は多分3年以内に見ることになるだろう。　なぜならそう決めているからである。
　
　・・と自分でも引きたくなるようなパラノイアを述べてみたが所詮旅などお金と時間さえあれば誰でも出来るのである。何とかなるだろう。
　
　実際にアンコールワットを見た人から「あー大したことなかったね」という感想を聞いたことがない。皆遺跡中の遺跡というから間違いはないだろう。