生き難い。

2007年2月3日 TV
 正月にハイビジョン放送で五木寛之が仏陀の軌跡を歩く番組を放送するとNHKで宣伝していた。(五木寛之21世紀・仏教への旅)
 ハイビジョン放送は見れないなーと思っていたが社長のお抱え運転手Yさんが録画したと言うのでビデオを借りて見た。

 テーマは中村元先生の「仏陀最後の旅」で霊鷲山をスタートしクシナガラで涅槃に入るまでの仏陀の旅を五木氏がねり歩くという内容だ。
 
 インドへの投資が注目されているが仏陀の地、北東インドビハール州は開発から取り残された貧しい農村地だ。テレビを見る限り赤茶けた不毛の大地、なにもない。

 かっては王国の首都として栄えたラージギル、商業都市のヴェーサリー、今はかつての面影なく色褪せた。諸行無常の響きあり、強者どもが夢のあと、仏陀の教えの主要テーマは無常であると認識する。

 諸々の事象は過ぎ去るものである。怠ることなく励みなさい。

 生きる苦痛に効く良薬はこの言葉だ。

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