休日の朝、まだテンションがあがりきっていないときに聞くラーガ
 インドの古典音楽には「ラーガ」というものがあると聞く。
 これは日本人にはわかりにくいがインド音楽の旋律の「決まり事」のようなものなのだそうだ。
 
 で、例えばシタールの演奏でこのラーガは朝に演るラーガだとかこれは夜に演るラーガとかいちいち決まっているらしい。(東アジアンの感覚ではちょっと面倒くさいぞ、そういうの)

 さて今まで述べたことはすべて前置きである。
 このマドレデウスの邦題「海と旋律」をどういうときに聞きたいかというと、時間に余裕がある独身者が休日まったり目覚めて且つ血圧が低めで徐々に世界と体調を合わせていく時間的過程においてこの曲を聞きたいのんである。

 彼らはポルトガルの伝統音楽「ファド」を演奏する人たちだ。
 ファドの特徴はアコースティックでちょっと物悲しい印象がある。2000年以降かれらのアルバムは聞いていないが、この93年に発売したアルバムは彼らの作品の中でも「陽」のテイストが多く一日をスロースターティングで始めていく助走曲としては最適。>MADREDEUS exister

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