ふりかえってみれば高校生の頃から中島らも氏の独特の語り、かもしだす雰囲気が好きで幸せか不幸か自分の考え方にかなり大きな影響を受けてしまった人である。
内容は元ぷがしゃの編集長小堀氏が選んだ「ベストエッセイ20選」、家族のインタビュー、松尾貴史や鮫肌文殊ら仲間たち（？）のインタビューとエッセイなど盛り沢山。心に染みる話がいろいろあって今更ながら本当に死んでしまったんだなーというへんな感慨がこみあげてきた。
そして晩年は相当酷い鬱に苦しめられていたことを知った。精神安定剤など薬の影響も大きかったようだ。
いつの頃からかテレビ、ラジオに出る機会が極端に減り大麻所持で捕まった前ぐらいから中島氏の作品との関わりが疎遠になっていたのだけど晩年の作品を読まなければならない気分になった
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コメント
今、自分がそうでしたから。