再びバイヨンへ。初日、壁画を一部しか見ていないのでくまなく見て歩く。
 ところでワットの寺院内に乞食とも僧ともおぼつかないご老人たちがけっこう居て(お婆もいる)お供え用の線香を一方的に観光客に渡してお金を要求したりする連中なのだが奴らは一体何者なんだろうか?

 バイヨンの中で再びそんな老人を発見。堀みたいなものがあって中を見ろと他の観光客にしきりに勧めている。つられて見ると真っ暗で中はよく見えなかったがとりあえず金払えだと。あほか!。

 バイヨンを一通り見終わって帰ろうかと思うとここで第一回廊を発見。有名な「天国と地獄」とかどこにもないやんけと思っていたがここにあった。でもここまでかなり体力使ったよ。

 バイヨン手前の売店で休憩。マンゴーと飲み物を買って一休み。
 マンゴーを食べるとガリガリした歯ごたえでめちゃくちゃ固い。売店の姉ちゃんに聞いてわかったがマンゴーには二種類あって甘いマンゴーと酸っぱいマンゴーがあるということだ。(当然、意に反して買ったのは酸っぱいマンゴーである)現地の人たちはつまみとか漬物感覚で食べてるらしい。どうりでマンゴーを買ったのにコチュジャンみたいな辛味が入っていておかしいと思ったんだよ・・。

 売店の姉ちゃんは飲み物だけでは物足りないのか絵葉書やらTシャツやらをしきりに勧めてくる。とりあえず絵葉書を買ったら次はTシャツを買ってくれだと。2ドルというので1ドル値切るが絶対下がらなかった。
 姉ちゃんはプノンペンはおろかシェムリアップの町から外に出たことがないそうだ。「日本人はお金があって何処にでも行けるからいいね」と言われてしまった。まあ、そうだよね。
 去り際、飲み物を買ってくれてありがとうと言われた。カンボジア人はなかなか憎めない人たちが多いなあ。

 昼食はインドシンという妙な名前のレストランで昼食。今日は晴れたり大雨が降ったりめまぐるしい。どしゃぶりの雨を見ながらアモックを食べた。その後少し土産物屋をまわってから宿に戻る。

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