微妙な手口

　今日のニュースで「年間の自殺者がいっこうに減らないので国と地方が自殺防止の取り組みについてどのように行っているのか調査する」というような報道がされているのを見た。

　これについては学校での教育プログラムの中で勉強だけではなく精神的強さを育むような取り組みが必要ではないかと思う。　

　また少々のことではへこたれず、「ふてぶてしく生きる」をテーマに教育を進めれば自殺者は減るだろうが、ふてぶてしさが自己中に結びつくかそれに化学変化をおこすとアメリカや中国のようにみんなタフだけど生きにくい世界になるのかなーなんてどうでも良いようなことを考えながらいつもの献血運動をしている大型商業施設のスロープを歩いているとこれまたタイムリーに「自殺者を減らそうキャンペーン」の垂れ幕があちこちに掲げられていた。
　
　12，3人ぐらい人の良さそうなおばちゃん達がいて、何やらお題目を唱えながらアンケートに協力をしてくれという。
　ニュースを見た後だったのでなんかの市民団体が活動しているのかなと思いながら「自殺は正しいことだと思うか？」というようなことが書かれたアンケート用紙にひととおり答えた後、去ろうとすると興味があったらこれをどうぞということで手提げ状のビニール袋を手渡される。
　何が入ってるのかと思って見ると大川隆法の「幸福の科学」の本であった。

　いかん、いかん・・、私としたことが宗教勧誘の古典的な方法にひっかかってしまった（＾＾；。
　
　
　おばちゃんにはいいですわと断わりをいれたが、後でネタ的に本をもらっとけばよかったかなと少し後悔。