やはり生きにくい世の中だ。でも世界に比べればマシ？

2005年5月2日日常

　JR列車転覆の事件だが、日に日にJRの利益優先、安全軽視、そして厳しい日勤教育などJR西日本の体質を問題視する報道がなされているようだ。
　しかしこれらの問題、特に利益優先という部分に関しては今の資本主義＆企業中心の世の中に於て日本の会社全般に共通する問題ではないだろうか？
　これからもよりいっそう加熱する競争社会なのだから歪は何らかの形でしかも当然の結果として現れるだろう。
　それを日本人はどう受けとめ、どう考えていくのかは非常に大きなポイントである。
　おそらく誰もが思うであろうこの正論について「じゃあ、こうしましょうよ」という識者の意見ってあまり聞かない気がするのだが・・。まあ、私もどうしていいのかわかんないけど・・。

　一方でJRの利益優先主義を批判しながら、NHKの特集や新聞記事などでは常に一社員が企業に最大限の利益貢献をすることを称賛し、常に勤勉さと自己と他社に対する甘えを許さずお客様を神様として顧客第一主義が一番という風潮を感じる。

　なーんか生きにくい世の中だなー。
　多分、日本特有の会社主義の世界がどうしても合わないんだろうなー。