毎週、週末になると某大型商業施設の一角で献血が行われており通行人に献血を呼びかけている。そのお願いの仕方が懇願調で軽い悲壮感を漂わせながらやられるので毎日その通路を通る私としてはかなり鬱陶しい。
 なんだか献血をしないと困っている人を見捨てるような罪悪感を伴う気分になるし、かといってそんな毎週同じ所で呼びかけて「毎週、毎週献血なんかできるわけないじゃーん」というつっこみも入れたくなる。
 また「去年まで結核で10年前にイギリスでお肉とかも当然食べたと思うから献血できないんです!」と大人気ない抗議をしてしまいたくなるおバカな自分です。
 しかし件の英仏滞在歴のある人が献血できなくなって以降、以前よりも献血の呼びかけが過度に盛んになっていると感じる今日この頃・・、だってどこに行っても「A型不足、B型超不足、O型不足、AB型超不足」(毎回全血液が不足の表示をしている)とかボードに書いている。「B型足りてる!」とかそういう表示は見たことがないので足りてる場合は「A型もういいです!」とかそういう表示もしないと不公平だと思うよ。
 そしてこれだけ毎回不足なら病院に血液が足りなくて死んだ人がいっぱいいるんじゃないかという想像をしてしまう。病院で血液がなかったので死にましたというニュースは今までに聞いたことがないが、実はそれは業界では暗黙の了解になっていてそういう人達はいっぱいいるんではないかという怖い想像をしてしまいました。場末のフリーライターさん、ちょっと取材してみて下さいよ。

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