昨日は大阪吹田にある国立民族博物館に「曼陀羅展」を見に行った。
 オウム真理教及びややこしい新興宗教の影響でとかくこのてのジャンルはアブナイように思われがちだが、実のところどうだろう?。
 美術的にも思想的にもかなり面白いと思うのだが。

 博物館、美術館に行くのは本当に久しぶりだ。おそらく1年以上行っていないんじゃないだろうか。
 約4時間半ぐらいの間、かなり集中して見た。
 凄い。
 凄いの一言である。
 っていうかあんなのどうやったら描けるんだよって感じである。
 とにかく超緻密な細密画である。1枚でいいから本当に持って帰りたくなった。仏の絵の表情とか色彩とか動きとか細かくて見ていて全然飽きない。
 
 又、館内の解説で密教について少し理解を深めることができた。
 昔、社会の時間で「凡我一如」という言葉を習ったがそのことを急に思い出した。
 高校生の頃は「?」な概念であったが今は何となくイメージすることが出来る。

 以下私的な雑感を少し。間違ってることを言ってたら失礼。
 仏教は変である(^^;。っていうか他の宗教とは全然違う異質な宗教のような気がする。(もちろんヒンドゥー教は仏教のある意味兄貴分というか親的存在なので似ているけれど)
 まず、仏教は宇宙について語っている。(宇宙論というか宇宙観というか)
 宇宙と自己との一体化というのは考えてみれば凄いことだ。
 それを瞑想で深めるのだろう。
 五感で宇宙を感じ自己を感じるのだ。
 そこで重要なのはおそらく「つながり」であろう。
 又、縁起について考えてみるのも悪くない。
 全ては思いやる心が大事ということだろう。
 一人一人が良くなれば世界は必ず良くなるということだ。

 仏教は人間がつくりあげた汗くさい思想のような気がする。
 創造主が世界をつくった宗教ではない。
 果たして仏教が宗教なのかという気もする。
 しかし、それゆえ何千年もの間、人間が考えぬいてきた知の財産がある。
 仏教は深すぎるのだ。

 興味おありの方は万博公園内の国立民族博物館に足を運ばれたし。(6月17日まで)

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 天皇賞回想

 う〜む、ほぼ思っていた通りの展開になってしまった。
 何よりもひっかかっていたのがダンスインザダークがこんなに早く天皇賞を勝つだろうか?ということだったんですが予感的中である。
 惜しむらくは2着のサンライズジェガーを軽視していたことだろう。
 3連複で600円しか買っていない。
 しかし、何故こんな中途半端な金額で馬券を買ってしまったのかというとまず最初に大拓ー菱で100円総流しをかけたからである。 
 その後、陽沈を500円買い足したのだ。
 しかし500円買うのと600円買うのとではえらい違いなのでとりあえずは良かったか、微妙に嬉しい気もする。

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